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ブレックファーストヌックには様々なスタイルがあります。

前回の記事でご紹介した、kid house用のブレックファーストヌックは、どちらかというと少しおこもり風でファミレスなどで見られるような対面型のベンチシートスタイルのものでした。(前回の記事はこちら ”家まるごとDIYがきっかけ?ブレックファーストヌックが人気になった理由”

そうかと思えば、キッチンの中に小さな丸テーブルと椅子を置いただけのスタイル、逆にフォーマルダイニングかと思うような大きくて立派なものまで、ブレックファーストヌックのスタイルは様々です。

本来、ブレックファーストヌックはその家のダイニングテーブルよりも小さく、出窓スペースや、部屋のコーナーなどを利用して作られるカジュアルなイーティングスペース。サイズやスタイルは、その家の大きさや人数、またインテリアスタイルによって変わるので、いろんな形のブレックファーストヌックが生まれるのも当然ですよね。

今日はどんなブレックファーストヌックがあるのか、その設置スタイルに焦点を当てていくつかご紹介したいと思います。設置スタイルを知れば、あとは家具やファブリックを選ぶ際に好みのインテリアスタイルを当てはめていくだけ。

理想の空間づくりにの参考にしてみてくださいね!お写真もたくさん載せていますので見るだけでも楽しめると思います。
それでは見ていきましょう。

スタイル① そのまま置き家具

キッチンの空いたスペースにテーブルとイスを置くだけのスタイル。一番シンプルで、スペースさえあればすぐに取り入れられそうなスタイルですね。

グリーンの面材が爽やかなキッチン。それに合わせてシンプルな椅子とペデスタルテーブルが空間にマッチしています。

壁面アートが映える空間。
朝だけでなく、夜はペンダント照明と相まってゆったりとお酒も飲めそうな空間。
照明や自然光はブレックファーストヌックの大事な要素。

キッチン全体がまるでひとつの部屋のような間取り。家具やキッチンの白い面材が自然光を優しく反射し明るい空間に。

スタイル② ベイウインドウ・ボウウインドウ

海外ではおなじみの台形や弓型の出窓。この空間にブレックファーストヌックを設置するスタイルが見られます。特殊な窓の形が、空間をより特別なものにしてくれます。

いろんな角度から光が入るのもポイント。

ブレックファーストヌックが置かれるであろう家具設置前の空間

こちらはベンチのついたベイウインドウ。
テーブルを置けばブレックファーストヌックの完成

スタイル③ おこもり対面型

kid houseに取り入れられていたスタイルはこのタイプになります。
テーブルを挟む形のベンチシート対面型で、ベンチ背面に壁があり、窓辺に面しています。

半個室のようなおこもり感が出るスタイル。
窓の外の景色がまるで一枚のアートのようですね。

スタイル④ 対面キッチン一体型

キッチンの背面に造作ベンチを設置するスタイル。
水や油跳ねが気になる場所でもあるため、仕切り壁の高さに注意する必要があります。

しかし、キッチンの前にダイニングテーブルセットを置くケースが多いですが、ヌック空間としてこういう形に造り込むのも面白いかもしれません。ベンチの下に本棚や収納スペースを設けるのもいいですね!

スタイル⑤ 壁掛けテーブル

本当に省スペースを求めるならこういう方法も。
テーブルが壁にくっついていて必要のない時は畳めるとてもフレキシブルなスタイル。

 

テーブルに脚がないという点も省スペースポイント。
椅子の脚と干渉せず使い勝手◎

スタイル⑥ コーナーベンチ

部屋のコーナーに造作ベンチを置いて、テーブルや椅子を配置しているパターン。
ベンチがあるだけで空間に奥行が出ます。

 

スタイル⑦ くぼみコーナー

コーナーの窪みを利用して壁にベンチを造り付け、そこにテーブルや椅子を置くスタイル。
ベンチの両側に壁ができるので壁に寄りかかったりもたれたり、こじんまりと心地よく過ごせそうです。

モノトーンのアクセントクロスが特徴的な北欧スタイルのヌック。
窓辺の光を取り込んで気持ちのよい一日のスタートをきれそう。

照明、ロールスクリーン、椅子の素材を揃えてソフトな雰囲気のコテージスタイルのブレックファーストヌック

スタイル⑧ ブレックファーストバー併設

ブレックファーストバーがヌックスペースのすぐ近くに設けられているパターン。

写真右:ブレックファーストバー

ブレックファーストバーとは下の写真のようなアイランドキッチンやペニンシュラキッチンのカウンターに背の高いスツールを置いたスペースで、やはり軽く食事をする空間です。もっと簡易的な、壁付けの奥行が浅いカウンターや、置き家具のカウンターとスツールを置いただけのものもブレックファーストバーと呼んだりもします。

ブレックファーストバー

左奥:ブレックファーストヌック
左手前:ブレックファーストバー

.ブレックファーストヌックのように、落ち着ついて何か作業をしたり長時間居座るようなおこもり感はないですが、より省スペースでスタイリッシュにブレックバーストヌックと同じような機能を果たすスペースとして人気があります。

日本でも、ダイニングとブレックファーストバーの組み合わせの間取りは人気です。

しかし、お子様が小さいうちは特にブレックファーストヌックのようなフロアに近い低い位置で作業できるスタイルの方がより安定感もありますし使い勝手が良いかもしれません。

 

おまけ ダイニングテーブルとブレックファーストヌックの位置関係

最後に、ダイニングテーブルとブレックファーストヌックの位置関係がわかるお写真がありましたのでそちらもご紹介したいと思います。

こちらはキッチンが奥にありその手前にダイニングテーブル、そして写真には一部しか写っていませんが、右側の窓辺に恐らくブレックファーストヌックエリアがあります。ベビーチェアが見えています。

上の写真では、ダイニングテーブルの奥にブレックファーストヌックが見えますね。
ダイニングテーブルとの位置関係は様々ですが、一事例としてご紹介しました。

キッチンエリアにあるこの便利なブレックファーストヌックはどう便利で何が良いのか別記事でご紹介しています。”【必見!】まだあまり知られていないブレックファーストヌックの魅力”
気になった方は是非のぞいてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?
今回は、どんな設置スタイルがあるのかをご紹介しました。

設置スタイルが決まれば、今度はあなた好みのインテリアスタイルを織り交ぜていくだけ。家具の形や色、素材などです。また、使われる椅子の張地、壁の色、窓装飾のスタイル、アクセサリなどの組み合わせで唯一無二の空間になり本当に十人十色。

スマリブでは、ライフスタイルや好みに合ったインテリアを一緒に創るお手伝いをしています。
是非お気軽にご相談くださいね。