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育児・家事・仕事、やらなくてはいけないことに追われて大忙しの子育て世代。

夫婦二人の時にはインテリアにもこだわっていたはず。でも、子どもとの生活でいつしかおしゃれな暮らしをあきらめていませんか?

子どものおもちゃはカラフルなアイテムが多く、より散らかって見えますよね。片付け上手になれば、子育てで忙しい毎日でもおしゃれなインテリアを楽しむ余裕が生まれますよ。

子育て中でも片付けやすいリビング。3つのポイントとは?

子どもが楽しみながら、自分で片付けに向き合えるリビングにする工夫をしましょう。片付けが進めば、子どもの大人もおしゃれなインテリアを楽しむゆとりが生まれます。

子どもが片付けをしやすい環境づくりのポイント3つをご紹介します。

 

ポイント1.子どもが動きやすいレイアウトを考える

子どもがのびのびと遊び、動ける場所をきちんと作ってあげましょう。たとえば、子どもが小さいうちはリビングのソファやリビングテーブルを撤去してもよいかもしれません。

余白があると大人の動線も広くとれるため、掃除がしやすいなど家事も楽になります。

ハイハイや一人歩きができるようになると、子どもは周りの環境を気にせず動き回ります。頭が重くふらふらとしてしまう小さな子どもが狭い場所で動くと、家具に頭をぶつけるなど大きなケガにつながる可能性もあり心配ですよね。

ポイント2.簡単に片付けられる収納の工夫

子ども用の収納は低い位置に、大人の物は高い場所に置くことも片付け上手なおうちのコツ。片付けがきちんとできていれば、おしゃれなインテリアアイテムが映える空間になりますよ。

まずは、片手でぽいっとおもちゃを入れられるような、ふたの無いかごやボックスを用意してください。ワンアクションでできる収納なら、子どもが自分で片付けやすくなります。

ボックスを色分けしたり、ラベルを貼ったりして見た目にもわかりやすい工夫をしてあげましょう。

子どもは大人が考えているほど、散らかった状態を不快に感じていないそうです。「片付けてね」という言葉だけでは、なにをすればよいか理解できず、部屋の隅に寄せるだけで終わることもあります。

「青色の箱に、おもちゃを入れてね。」「白い棚に、絵本を置いてね。」と、視覚認知もできる具体的な指示をしてあげてください。

▼おもちゃの賢い収納方法については、こちらの記事もご参照ください。
おもちゃの賢い収納方法|片付けやすさのコツとは

 

ポイント3.汚れがつきにくい素材・洗える素材を選ぶ

子どもはどれだけ気を付けていても、食べ物や飲み物をこぼしてソファや椅子を汚してしまうことがあります。

撥水加工が施された汚れがつきにくい素材や、取り外しができるカバーリング仕様のすぐに洗える張地を選びましょう。まめに洗えるように、できれば自宅で洗える素材がおすすめです。

子どもといっしょに成長する家づくり

自立を促す環境づくり

年齢に応じて、子どもが自ら片付けをする環境をととのえましょう。

大人がすべて片付けをすれば、すぐにきれいになるかもしれません。しかしそれでは、いつまでたっても「子どもが散らかして、大人が片付けるルーティン」の繰り返しになってしまいます。パパママのストレスは減らず、イライラしてしまうのではないでしょうか?

未就学児は親が手伝いながら、自分で片付ける習慣を身につけさせます。「ママといっしょにかたづけようね」など、声をかけながらサポートしてください。

子ども専用の収納場所を作るのも効果的です。子どもは片付け方が分からないだけでなく、使いたいときに物を見つけられないケースがあります。おもちゃボックスをすべてひっくり返して中身を出してしまうときは、探し物をしているのかもしれません。

学習に取り組む習慣をつける

片付けだけでなく、集中して物事に取り組む習慣も子どもには重要です。特に小学校に入る前には、一定時間じっとして学習に取り組めるように入学準備をするご家庭も多いでしょう。

就学前に自分から机に向かう力を養うことで、勉強だけでなく興味をもってさまざまなことにチャレンジできる力が培われると言われています。遊びの延長として、集中できるようにサポートしましょう。

テレワークの普及で、自宅で仕事をするパパママも増えています。ダイニングテーブルを使っている方も多いと思いますが、きちんとデスクを使うと集中できますよね。子どもも同様に、勉強をする場所を設けてあげるとよいのではないでしょうか。

小さな子は、分からないことがあるときにすぐに解決できないと、そこで止まってしまいます。個室では不安に感じることが多くなるので、リビングやダイニングに環境をととのえることをおすすめします。

リビング学習は親の目があるので、適度な緊張と安心感で気持ちを途切れさせずに集中させる効果がありますよ。

子育て世代でも家づくりやインテリアを楽しみましょう

少し工夫をするだけで、家族がストレスを減らして快適に暮らせる環境を作ることができます。家族みんなで成長していける家づくりを楽しみましょう。