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個性的で美しい!

見本市で出会った商品やブランドについて

 

日本経済新聞社主催、建築・建材展2023(2/28 – 3/4)に行ってきました。

同時開催で、東京ビッグサイトではライティング・フェア/IFFT 東京国際家具見本市も行われていました。

建築・建材展だけで4日間累計来場者数68,000人、出展企業数212社という規模。
さすがにとても一日では見て回ることができない開催規模でしたが
そんな限られた時間の中で出会った美しく秀逸な商品やブランドをいくつかご紹介しますね!

光源が見えない屋外家具

まず、意匠的に一番印象に残っていたのは
スペインのデザイナーによりデザインされたこの光源が見えない屋外家具。

彫刻的なたたずまいにまず目を引かれ、次にそのもの自体が放つ優しい光に目を奪われました。

照明としても外構に置いたら存在感がしっかりありますし、シンプルなだけにひとつひとつの配置バランスが引き立っています。

それに加えて、家具のように座ったりテーブルにしたりして使えたりするんです。
株式会社タカショーデジテックのVIBIAのEmptyというラインになります。

画像引用元: 株式会社タカショーデジテック VIBIA Empty 

見た目的にも機能的にも洗練されたデザイン。
様々なシーンで主張しすぎず存在感を放ってくれそうです。

暮らしのプロダクトブランド Axcis

次にご紹介するのは、照明やスイッチ、ポストなどひとつひとつこだわりを持って個性的な暮らしのプロダクトを生み出しているブランドAxcis。

この照明見てください↓

あれ?よく見る北欧スタイルの照明では?と思いますね。
でも、形が完全オリジナルで、インドでひとつひとつ手作業で作られているそうです。

素材は。環境にも優しいですね。

ちなみに有名なレクリント照明は難燃性PE樹脂で作られています。

実際に手に触れましたがしっかりしていて折も美しい仕上がりでした。
オフホワイトの紙素材の中で、電球の光が優しく広がり、空間にほっこりとした雰囲気が広がるのがイメージできます。

そしてなんと言ってもお値段がとてもお手頃!
1万円台から出ています。気になる方は是非チェックしてみてくださいね!
Axcis モーネランプシェード
 

もうひとつ、同ブランドで気になった商品があります。
最近、スイッチカバーやスイッチにこだわる方が増えていますが、このAxcisさんは、日本では珍しいプッシュボタンを製造販売しています。

素材はプラスチック製ではなくセラミック製です。
セラミック素材のてかり感がレトロかわいいです。

普段オシャレなプッシュボタンを探してもなかなか見つかりませんがこちらにはありました。
Axcis セラミックプレート プッシュスイッチ

また、同社では飾り棚なども多く作っていますが、その細部のデザインが秀逸で、しっかりとしたコンセプトが感じられるものばかり。例えば、小さな棚ひとつでも、Rを用いてアイアン素材の無骨さを中和して暮らしに優しさを添える、というような感じ。展示ブースに社長が居てそのようなお話を伺いました。

見た目のいい商品を販売して終わりではなく、その先の買ってくれた人の暮らしをイメージしながら商品を、というそんな思いが伝わってきて今回そんな企業に出会えてよかったななんて思いました。

まとめ

物は日々進化し、毎年毎年新しいブランドは生まれています。
情報が溢れる時代ですが、自分の目でしっかりと質やブランドコンセプトを見て回ることで
お客様にもよりよい提案をしていけたらと改めて思いました。

私たちは新しくおうちを建てる際やリノベーションの際に、お客様と商品を繋ぐ中間の立場でもあります。
もちろんお客様自身が選ぶものも多くありますが、そのうえでプラスアルファのご提案をしていけたらと思っています。

まだまだ面白い取り組みをしている会社が多くありましたが、今日はこの辺で。
またの機会にご紹介できたらと思います。

建築・建材展は来年は以下の日程だそうです。