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「マイホームブルー」という言葉があるように、家づくりには特有の不安や後悔がつきものです。これを避けるには、家づくりをどの業者に頼むかが重要なポイントになります。

家を建てるなら最終的に

  • 大手ハウスメーカー
  • 工務店
  • 設計事務所

の中から選ぶ必要があります。ただ、これらはお互いに対立しているというわけではなく、協力しあって良い住宅づくりをサポートしてくれることもあります。

家を建てるならそれぞれのメリット・デメリットをよく理解し、自分の希望に合った会社選びをするコツをご紹介していきましょう。

大手ハウスメーカーは『高度なシステムで安心・スマートな家づくり』

大手ハウスメーカーは全国区を営業エリアとし、スタッフが豊富で施工実績も多いのが特徴です。

大手ハウスメーカーの特徴①:高い安心感

年間数万件、累計数十万〜100万件を超える施工実績の豊富な大手ハウスメーカーは、耐震・耐火性能など、高度なテクノロジーを導入した家づくりを得意とします。そのため、住む人の安全や家の資産価値を長く守る家づくりが可能です。

また、大手ハウスメーカーの住宅は作りがしっかりしているので、イニシャルコスト(初期費用)は高額でも長期的なメンテナンスコストは安く抑えやすいというメリットがあります。

ただし、メンテナンスやリフォーム工事を大手ハウスメーカーに依頼すると、地域の工務店やリフォーム専門店などに依頼する場合よりも工事1回あたりの費用は高くなりがちです。

大手ハウスメーカーの特徴②:相談から引き渡しまでのスピーディさ

多数のスタッフで営業・設計・施工管理などがしっかり分業化されているのも大手ハウスメーカーの家づくりの大きなメリットです。

家を建てる時の相談から完成までのワークフローがきちんとシステム化されていて、契約から引き渡しまで、施主にとってもスマートな時間配分で家づくりを進められるでしょう。

大手ハウスメーカーに家を任せるときの注意点

大手ハウスメーカーの家づくりは自由度が少ないと思われがちですが、実際には幅広い選択肢があり、施主の要望にも合わせてくれます。

ただし、要望をなんでも叶えようとすると費用は高額になり、打ち合わせ・工事も長期化します。前もって予算をしっかり伝え、何を優先したいかを明確にすることが大切です。

工務店は『コンパクトなチームで細やかな家づくり』

工務店では比較的少数のスタッフで設計から施工までを自社で行なっています。

大手ハウスメーカーに比べ施工エリアやスタッフは小規模ですが、営業エリア内では大手ハウスメーカーと同レベルの施工実績をもつ業者も多くあります。

また大手ハウスメーカーの施工業務を請け負っている工務店もあり、家づくりの技術は他業者と同等と考えてかまいません。

工務店の特徴①:コスト面での融通・臨機応変さ

工務店の家づくりは、打ち合わせから設計・施工まで基本的には自社で行っています。下請け業者を使わない工事ほど総工費は安くなりますので、工務店の家づくりはコスト抑えやすいというメリットがあります。また、きっちりシステム化・マニュアル化されていない分、細かな点でも施主の要望は通り安いはずです。

また、中古物件の購入+フルリフォームや小規模なリフォームなど、大手ハウスメーカーがあまりやらない工事に対応してくれるというメリットもあります。

工務店の特徴②:コミュニケーションのとりやすさ

少人数制の工務店では、コミュニケーションが取りやすく、相談したことが設計や施工に反映されやすいというメリットがあります。社長自らが打ち合わせに来ることも多く、どんな企業なのかが見えやすいというのは施主にとって安心材料になると思います。

また、施主の要望を施工に反映するスピードと精度も大手ハウスメーカに比べて高くなります

工務店に家を任せるときの注意点

工務店の家づくりは、システム化された大手ハウスメーカーに比べると時間がかかることがあります。

また工務店によって得意分野が異なるので、どんな強みをもつ工務店なのかを前もって調べておくのが成功のポイントです。

設計事務所は『高度な専門性・オリジナリティの家づくり』

設計事務所は、施主との打ち合わせ・設計だけを行います。実際の施工は決まった工務店か、工事内容に合わせた工務店を選んで依頼します。

設計事務所の特徴①:デザイン性・オリジナリティ

設計事務所の家づくりは高いデザイン性とオリジナリティが大きな特徴です。

せっかく家を建てるならありきたりなデザインでは物足りない、住まいの細部までこだわりたい、という方には設計事務所を通した家づくりがおすすめです。

設計事務所の特徴②:専門性の高い提案

大学で建築を専門的に学び、建築士の資格を取って設計事務所を作った人も多く、人によっては人間工学や心理学などの幅広い知識を設計に活かしている場合もあります。

この高度な専門知識が、より施主の希望やイメージに沿ったプラン提案につながるので、こだわりの住宅造りがしたい人にぴったりです。

設計事務所に家を任せるときの注意点

設計事務所に家づくりを依頼する場合、工事費用の10~15%ほどの設計料が必要になり、その分大手ハウスメーカーや工務店に比べて建設費用は割高になります。

さらに、設計事務所の家づくりは、相談から引き渡しまで時間が1年以上かかることもあります。家を建てるならスケジュールに十分の余裕が必要です。

まとめ

これから家を建てるなら、まずは自分と家族の生活スタイルを考えたり、住まいへの希望を明確にしたりすることも大切です。

わたしたちスマリブは地域を愛し、この場所での暮らしを応援する工務店です。家を建てるなら是非わたしたちへお気軽にご相談ください!