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人生100年時代を生きるために、年齢を重ねても健康でポジティブに生きていくのは多くの方の願いでしょう。

しかし、いざ第2の人生と言われても、これまで仕事・家庭に集中してきたシニア世代のみなさんは急に生活を切り替えることは難しいですよね。

老後の生活を充実させるための準備を早めに始めて、充実した老後を過ごしませんか?

本記事では、アクティブシニア世代と呼ばれる65歳からの前期高齢者時代を楽しく過ごす老後の準備のポイントを解説します。

生き生きとした「アクティブシニア」になるために必要なことは?

人生100年時代を前に、豊かな老後を送るための活動を考える人が増えてきました。健康的な暮らしは一朝一夕に手にいれられるものではありません。

いま注目されている「アクティブシニア世代」のライフスタイルについて、考えてみたいと思います。

アクティブシニア世代とは。

アクティブシニアには、はっきりとした定義はないとされています。一般的に「仕事・趣味などに意欲的で、健康意識が高い傾向にある活発な高齢者」といわれ、おおよそ65歳から74歳の前期高齢者が該当するのではないでしょうか。

アクティブシニアが、求める理想の暮らし方は?

アクティブシニアは、時間的・経済的ゆとりがあることから、精神面でも穏やかで前向きな方が多いでしょう。また自立した気持ちがあり、できるかぎり病気やケガをせず、自分のことは自分でしたいと考えています。

「元気でポジティブ」「自分らしさを大切にする」「充実した活動や暮らし」などが、アクティブシニアのキーワードです。

アクティブシニアが、不安に思っていること。

前向きに考えていても、やはり年齢を重ねることに不安はつきものです。体力の衰えや資金が減っていくことは、心配なのではないでしょうか。

できるだけ自分の力で健康的に暮らしたいと考えていても、予期せぬ事故や病気は避けられません。核家族化が当たり前になっている世代でもあり、いざという時にサポートしてくれる親族が近くにいないことも不安材料の一つでしょう。

健康的な老後を過ごすためにするとよいこと

一番の課題でもある「健康」ですが、年齢を重ねながらも健やかなからだを維持するには、何が必要でしょうか?

からだだけでなく心や脳の健康をできるだけ維持するためのポイントをご紹介します。

趣味を持ち、ポジティブに活動する

60歳以上を対象とした内閣府「令和三年度・高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査」では、趣味やスポーツに熱中しているときに生きがい(喜びや楽しみ)を感じると答えた人が全体の5割以上いました。

気持ちを前向きにする活動は、心身の健康をよりよい方向へ導くでしょう。これまで熱心に仕事や家庭のことに取り組んでいたシニア世代は、退職を機に気持ちが沈んでしまうこともあります。

今までは忙しくてできなかったことも、できるようになる楽しみが増えたと考えて、ぜひ新しいことをはじめてみてはいかがでしょうか。趣味を基軸としたサークルやグループで、これまでとは違う価値観に出会い、刺激的な体験ができるかもしれません。

適度な運動、快適な睡眠、バランスのよい食事

健康的な暮らしを送るために必要なことは、昔から口酸っぱく言われています。

  • 適度な運動
  • 快適な睡眠
  • バランスのよい食事

この3つを主軸に、規則正しい生活を送ることが一番の健康維持につながります。

しかし今までスポーツをしていなかった人が急に始めると、かえってケガにつながることもあるので注意が必要です。ウォーキングやヨガなど、からだへの負荷が少ない運動から始めてみましょう。

年を重ねると睡眠が浅くなる傾向があると言われています。厚生労働省が提供している健康情報サイト「e-ヘルスネット」の中で、寝つきが悪くなり、中途覚醒が増えるのを避けるため眠気がないのにやることがないから寝床に入ることをやめるようにと書かれています。

そうは言っても、睡眠にまつわる病気はさまざまあり、自己診断は危険です。ひどいときは我慢せずに病院で診断してもらいましょう。

栄養バランスのよい食事はさることながら、おいしく食事をいただくために「歯」を大切にすることも重要です。高齢者によく起こる「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」を防ぐためにも、定期的な検診をうけることをおすすめします。

年齢を重ねても暮らしやすい家を考える

アクティブシニアが生き生きとした暮らしを送るには、快適な住空間も大切な要素です。年齢を重ねても暮らしやすい家で、いつまでも元気でいられるように準備をしましょう。

バリアフリー設備を検討する

退職を機に建て替えや移住を考える方もいるでしょう。あるいは加齢とともに低下する身体能力をカバーするために、バリアフリー設備を取り入れたリフォームを検討するかもしれません。

自分ではまだ大丈夫だと思っていても、気づかない内に骨が弱り、少し転んだだけで骨折してしまうなどの事故も起こります。早い内から、手すりやスロープなどの設置を視野に入れておきましょう。

趣味に取り組みやすい環境

心身健やかな日々のために、趣味をしやすい環境に暮らすことも大切です。今はオンラインでさまざまな体験ができるため、場所はどこでもいいという考えもありますが、できるだけ心地よく集中できる環境をととのえることをおすすめします。

子どもが独立し夫婦二人暮らしになると、使わない部屋ができるかもしれません。空き部屋は趣味専用に転用してもよいでしょう。

ライフラインが近くにある

定年後は、自然豊かな地方に移住したいと考える方もいると思います。田舎暮らしのゆったり流れる時間や、穏やかな環境に憧れる気持ちは分かりますが、実はデメリットもたくさんあります。

公共交通機関があまりなく、基本的な移動は自家用車を利用しなければならないこともよくあります。またスーパーや医療機関が近くになく、日常生活に不便さを感じるかもしれません。

予期せぬ病気も起こりやすくなるため、できれば身近にライフラインが整っている環境も重要な条件といえるでしょう。住まいの周辺環境も念頭に置いて、老後の生活を考える必要があります。

元気なアクティブシニアになるための準備

人生100年時代を迎える私たちは、年齢を重ねても健康的な暮らしを実現しなければなりません。

アクティブシニア世代は、これからますます活躍をしていくことが予想されます。セカンドライフを元気に輝いて暮らすために、生活環境をととのえていきましょう。

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